今日はイタリアのピアディーナをご紹介したいと思います。
ピアディーナとはトルティーヤのような丸く焼いた生地に、さまざまな食材をはさんで食べるイタリアソウルフードです。
基本の生地は、小麦粉、ラード、水、塩といったシンプルな材料のみで作られています。
ピッツアをつくるのは大変ですが、サンペレグリノとスペックをご用意いただければ、誰でも簡単にご自宅で作っていいただくことができます。

〇材料
・小麦粉(強力粉)240g
・サンペレグリノ炭酸水(S.PELLEGRINO)130g
・スペック・ディ・アジアーゴ(FIOR DI MASO)スライス100g
・プロボローネチーズスライス(FIOR DI MASO)14枚
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ2
・トッピング用トマト8個
・トッピング用バジル4枚
・トッピング用EXオリーブオイル小さじ2
・パルミジャーノレッジャーノパウダー少々
それでは早速つくりかたをご紹介していきます。
粉、サンペレグリノの炭酸水、塩、オリーブオイルをボールにいれ、中心からフォークでかき混ぜていきます。
ここでひとつめのポイントです。
生地がだまになってしまうので、冷たい状態のサンペレグリノを使用しないように気をつけてください。

中心の生地がまとまってきたら、少しずつ外側の粉も巻き込み、最終的にひとつの玉にまとめます。

もちあげられるくらいにまとまったら台の上に移し、手前から奥にちからをかけるように、約5分ほどこねていきます。

なるべく打ち粉をしないことが2つめのポイントです。
余計な粉を纏うと、焼いたときに焦げ苦くなってしまいます。
練り終わるころには生地がしっとりしてきますので、きつく絞った布巾をかけ、常温で20分寝かします。
寝かすことで生地が馴染んでより良い状態になります。
サンペレグリノの炭酸水を使うことで、イーストを使わなくても美味しい生地が出来上がります。
寝かし終わったら、生地を4つにカットし軽く成型します。(1つが約100g)
ここから生地を伸ばしていきますが、ここで初めて、ほんの少しの打ち粉を使います。
めんぼうなどを使用し、裏返したり、向きを変えながらフライパンの大きさまで広げていきます。(直径約20cm)

まだ伸ばしていない生地の玉には、忘れずに濡れ布巾をかけておいてください。
軽くフライパンを温め、弱火で、伸ばした生地を焼いていきます。
浅く焼き色がついて、生地全体に火が入るまで片面約2分ほどかかります。

両面焼き焼きあがったら、乾いた布巾をかけておいてください。
生地の湯気でやわらかくなります。
生地が全て焼けたらトッピングをしていきます。
生地を1枚フライパンに戻し、プロボローネチーズを4枚乗せ、ごく弱火で温め溶かしていきます。
スペックのスライスをお好みでトッピングし、またプロボローネチーズを3枚のせます。
最後に生地で挟み込み、裏返しにして、最後に乗せたチーズを溶かしていきます。
おいしそうな匂いがしたら完成です。
焦がさないように注意してください
仕上げのトッピングをしていきます。
生地を4つにカットし、スペックのスライス
、グラナパダーノチーズ、トマトのカット、バジルをのせます。
仕上げにエクストラバージンオリーブオイルをふりかけると、香りがより華やかになります。
お好みでトッピングしてみて下さい。

いかがだったでしょうか。
とても簡単につくれるのでぜひ試していただければと思います。
Speck, Provolone Valpadana
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